職人さんの手を拡大したイメージ 伝統工芸品を制作する工程 赤色の漆を塗る筆先 美しい漆塗りの技 匠の技を解説したサイト 中山先生のアトリエと道具

制作について

手仕事の時間と技を、静かに伝えるために

作家の思想と工程そのものが伝わるよう、現場に寄り添いながら構成・設計しました。

工程と思想を伝えるためのWebデザイン

本サイトは、日本伝統工芸である蒔絵の技術と、その背景にある作家の思想を正確かつ誠実に伝えることを目的に制作しました。中山幸比古氏は「塗り」と「加飾」の双方において最高峰の技術を併せ持つ、極めて稀有な作家です。

撮影は実際に工房へ伺い、一つひとつの工程についてお話を伺いながら進行。作業に集中する手元や、長い時間をかけて積み重ねられる技の痕跡を、自然な距離感で捉えることを意識しました。木地制作の工程では、重要無形文化財保持者(人間国宝)である川北良造氏の制作風景も撮影しています。
また、蒔絵や漆塗りの工程を実際に体験させていただきながら、各工程の意味や順序を丁寧に整理し、Web上では工程ごとに理解できる構成として再編集しました。多くの美しい作品と写真の中から何を選び、どう配置するかは最も難しい工程でしたが、「技が語る」ことを第一に選定しています。

今後は、最高峰の伝統工芸プロダクトを紹介する場としての展開も視野に入れ、長く育っていくサイトを目指しています。