捨てられるはずだった炊いたお米をアップサイクルして誕生した「箔米®ビール」。そのコンセプトメイキングからネーミング、パッケージデザインまで一貫してクリエイティブを担当しました。食品ロス削減への取り組みを軸に、アップサイクルによる新たな価値をデザインに込め、視覚的にその理念を洗練されたビジュアルで表現しています。
Art Director / Graphic Designer:
宍戸克成 Katsunari Shishido
Client:株式会社ジパングフードリレーションズ
2022-2023
コンセプト:
箔米ビール のコンセプトは「白米から箔米へ」。本来捨てられるはずだった炊いたお米をアップサイクルし、新たに生まれ変わったクラフトビールとして、食品ロス削減に取り組んでいます。
ネーミング:
箔米ビール(HAKUMAI)は、一度炊かれたお米を再利用して作られたビールです。食品ロス削減と共に、新たに生まれ変わる価値を象徴してこの名前が付けられました。(箔米は株式会社ジパングフードリレーションズの登録商標です。)
デザイン:
箔米ビール のロゴは、原材料である「米」をモチーフにし、日本らしさを表現するために日本語や漢字を使用しました。アップサイクルによって新しく生まれ変わる輝きを星で表現し、パッケージには、日本の伝統技術である金継ぎを表現するため、金色を基調とした箔押し印刷を施しました。商品の理念を強く伝えるデザインに仕上げています。また、コンセプトをより深く伝えるため、焼印を施した枡などのアイテムも制作しました。※箔米ビール - 白金 は、2022年2月23日までクラウドファンディングサイト「Makuake」にて販売されていました。
Makuakeサイト:https://www.makuake.com/project/hakumaibeer/