クラフトビールのパッケージデザイン 箔米ビールのロゴデザイン 金箔のラベルパッケージデザイン 金継ぎのパッケージデザイン オリジナル枡のデザイン 升へのロゴマークの焼印

制作について

▶プロジェクト背景|アップサイクルから生まれる、新しい価値

捨てられるはずだった炊いたお米をアップサイクルして誕生した「箔米®ビール」。本プロジェクトでは、食品ロス削減という社会的課題を出発点に、コンセプトメイキングからネーミング、ロゴ・パッケージデザインまで、クリエイティブ全般を一貫して担当しました。 単なる環境配慮の商品ではなく、「選びたくなる体験」としてどう伝えるかを重視し、思想と造形を結びつけるブランディングを行っています。

▶コンセプト|白米から、箔米へ

箔米ビールのコンセプトは「白米から箔米へ」。 一度役目を終えた炊いたお米が、アップサイクルによって新たな価値をまとい、再び人の手に渡る。その“変化の過程”そのものを、ブランドの物語として設計しました。 廃棄される存在だったものが、手を加えられることで意味を持ち直す。その姿は、食品ロス削減に留まらず、循環や再生といった現代的なテーマとも重なっています。

▶ネーミング|生まれ変わる価値を象徴する言葉

ネーミングには「箔米(HAKUMAI)」という言葉を採用。 一度炊かれたお米を再利用するというプロセスを前提に、「箔」という言葉が持つ“価値をまとわせる”“新たな輝きを与える”という意味を重ねています。 食品ロス削減という機能的価値と、日本らしい美意識の双方を内包する名称として設計しました。 ※箔米は株式会社ジパングフードリレーションズの登録商標です。

▶デザイン|理念を視覚化するロゴとパッケージ

ロゴデザインでは、原材料である「米」をモチーフに、日本語や漢字を用いることで、日本文化とのつながりを明確に表現しました。アップサイクルによって新しく生まれ変わる“輝き”は、星のモチーフとして造形に落とし込み、再生の象徴として機能させています。
パッケージデザインでは、日本の伝統技術である金継ぎを着想源に、金色を基調とした箔押し印刷を採用。割れや欠けを否定せず、価値として受け止める思想を、視覚的な強さとして表現しました。

▶体験設計|手に取ることで伝わる思想

コンセプトをより深く体験として伝えるため、焼印を施した枡などのアイテムも制作。 飲む行為そのものが、ブランドの理念に触れる時間となるよう、グラフィックだけでなく周辺ツールまで含めたデザイン設計を行いました。

▶プロジェクトの広がり

箔米ビール「白金」は、クラウドファンディングサイト「Makuake」にて販売され、多くの共感と支持を獲得しました。デザインを通じて、社会課題とプロダクトの距離を縮め、新たな価値の循環を生み出すことを目指したプロジェクトです。 ※箔米ビール - 白金 は、2022年2月23日までクラウドファンディングサイト「Makuake」にて販売されていました

Makuakeプロジェクト詳細|https://www.makuake.com/project/hakumaibeer/